No.21フランス横須賀製鉄所跡(横須賀本港)

横須賀の製鉄所は、幕府がフランスの周旋しゅうせんで建て、フランスの技師が図案を作った

PDF は準備中です
最終確認前この話は、印刷用の PDF を準備しています。文はこのページで読めます。
INTRODUCTION ・ はじめのひとこと

この横須賀の港に、幕府は製鉄所を建てました。のちの造船所です。

建てる約束は、フランスの周旋しゅうせん、仲立ちで結ばれました。

図案を作ったのは、フランス海軍の技師ヴェルニーです。

Here at the harbour of Yokosuka, the shogunate built an ironworks, later a shipyard.

The agreement to build it was made through the good offices of France.

Its plans were drawn by a French naval engineer, Verny.

Ici, dans le port de Yokosuka, le shogunat fit construire une fonderie, devenue plus tard un arsenal.

L'accord pour la construire fut conclu par l'entremise de la France.

Les plans en furent dressés par un ingénieur de la marine française, Verny.

元治二年(1865年)の正月、幕府は、フランスの周旋しゅうせんで製鉄所を建てる約定やくじょうを結びます。

約定書には、こうあります。「佛蘭西フランス國ノ周旋ニ依テ製鐵所ヲ取建ル」。

フランスの周旋によって、製鉄所を建てる、と。

費用は一年におよそ60万ドル、四年で240万ドル。

それを、日本の側が毎年そろえる約束でした。

横須賀の湾の形は、地中海の岸にあるフランスのツーロン湾に似ていました。

そこで製鉄所は、ツーロンの造船所に倣って建てられます。

図案は、フランス海軍の技師ヴェルニーが作りました。

慶応元年(1865年)の九月二十七日、敷地で鍬入れの式が行われ、建設が始まりました。

この造船所は、大正四年(1915年)の時点で、海軍が持つ造船所の中でいちばん古いものでした。

RECORDS ・ 記録の言葉

この話のもとになった記録の言葉です。ページは、その本に刷られたものです。

横須賀海軍工廠編『横須賀海軍船廠史』第1巻(横須賀海軍工廠、大正4年)一次史料

FOR GUIDES ・ ガイドのかたへ

PDF の後半 2 ページはガイド用です。読み上げる台本、語り方のコツ、事柄ごとに「どこまで言い切ってよいか」、記録の言葉と原本の切り出しが載っています。お客様用の面の裏に来ないよう、両面印刷で組んであります。

リストに保存