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No.43ベトナム浜離宮恩賜庭園

広南から来た象が、長崎から江戸まで歩いた

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INTRODUCTION ・ はじめのひとこと

江戸時代のなかごろ、広南こうなんから日本へ象が送られてきました。

牡おすと牝めす、二頭でした。

In the middle of the Edo period, elephants were sent to Japan from Quang Nam.

There were two of them, a male and a female.

Vào khoảng giữa thời Edo, voi được gửi từ Quảng Nam sang Nhật Bản.

Có hai con: một đực và một cái.

牝めすは長崎で死にました。九月十一日と記録されています。

江戸まで行ったのは、牡おすの一頭です。

陸を歩いて行きました。

四月二十六日に京都へ着き、二十八日に天皇がこれを見ています。

二十九日に京都を発ち、五月五日に名護屋なごやを過ぎ、二十五日に江戸へ着きました。

そして二十七日に、将軍が見ました。

記録には、象の毛色も、爪の長さも、肩までの高さも、胴の長さも書かれています。

測って書き留めた人がいたということです。

象について『馴象談じゅんぞうだん』という本も書かれました。

RECORDS ・ 記録の言葉

この話のもとになった記録の言葉です。ページは、その本に刷られたものです。

日本博物学年表

FOR GUIDES ・ ガイドのかたへ

PDF の後半 2 ページはガイド用です。読み上げる台本、語り方のコツ、事柄ごとに「どこまで言い切ってよいか」、記録の言葉と原本の切り出しが載っています。お客様用の面の裏に来ないよう、両面印刷で組んであります。

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