ガイドネタ帳 › 海外 › ゴア(インド) › No.31 ポルトガル
No.31ポルトガルゴア(インド)鹿児島(ザビエル一行の着いた地)

ゴアで洗礼を受けたアンジローは、ザビエルたちとこの鹿児島に着いた

PDF は準備中です
最終確認前この話は、印刷用の PDF を準備しています。文はこのページで読めます。
INTRODUCTION ・ はじめのひとこと

天文てんぶん十八年(1549年)、ザビエルたちが、この鹿児島に着きました。

その船には、ゴアで洗礼を受けた日本人、アンジローがいました。

彼の手紙には、ポルトガル人の船と、ポルトガル語のことが書かれています。

In 1549, the eighteenth year of Tenbun, Xavier and his companions arrived here in Kagoshima.

On their ship was a Japanese man who had been baptised in Goa: Anjiro.

His letter tells of a Portuguese ship, and of the Portuguese language.

Em 1549, o décimo oitavo ano da era Tenbun, Xavier e os seus companheiros chegaram aqui, a Kagoshima.

No seu navio vinha um japonês que tinha sido batizado em Goa: Anjiro.

A sua carta fala de um navio português e da língua portuguesa.

アンジロー自身が、1548年にゴアのコレジヨから書いた手紙が残っています。

日本で異教徒だったとき、ある理由で一人を殺し、逃れるために寺に逃げ込んだ、と手紙は書きます。

そのとき、その土地には、貿易のためにポルトガル人の船が一隻来ていた、とも書いています。

やがて彼は、マラッカでザビエルに会います。

そのとき自分は、もう少しポルトガル語が分かり、いくつかの言葉を話せた、と書いています。

ザビエルは「予を見、予を抱きて甚だ喜びし」、自分を見て抱き、たいそう喜んだ、とも。

ザビエルは、彼にゴアのサン・パウロのコレジヨ、つまり学院に入るよう命じました。

1548年の3月初め、アンジローはコレジヨに着き、学び、信仰の教えを受けます。

そして同じ年の5月、聖霊降臨祭せいれいこうりんさいの日に、大寺院で司教から洗礼を受けました。

ザビエルたちは、日本へ向かう船の中で、パウロと呼ばれた彼について、日本語を学び始めた、と村上直次郎は書いています。

鹿児島に着いたのは、天文てんぶん十八年(1549年)の七月二十二日でした。

ザビエルたちは、パウロを助けて、十戒などの翻訳に取りかかります。

はじめは、宗教の言葉を仏教から借りたものが多かった、と村上は書いています。

RECORDS ・ 記録の言葉

この話のもとになった記録の言葉です。ページは、その本に刷られたものです。

村上直次郎訳註『耶蘇会の日本年報』第1輯(拓文堂、昭和18年)一次史料

村上直次郎「序説」(『耶蘇会の日本年報』第1輯、拓文堂、昭和18年)

FOR GUIDES ・ ガイドのかたへ

PDF の後半 2 ページはガイド用です。読み上げる台本、語り方のコツ、事柄ごとに「どこまで言い切ってよいか」、記録の言葉と原本の切り出しが載っています。お客様用の面の裏に来ないよう、両面印刷で組んであります。

リストに保存