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No.48イギリス品川・御殿山

御殿山 — 五か国の公使館が建ち、完成間近の英国の分が焼けた

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INTRODUCTION ・ はじめのひとこと

この丘に、五つの国の公使館が建てられていました。

そのうち、あなたの国のものは、ほとんどできあがっていました。

文久二年(1862年)、それは一晩で焼けました。

On this hill, legations for five nations were being built.

Of the five, your country's was nearly finished.

In 1862, the second year of Bunkyuu, it burned in a single night.

『武江年表』という江戸の年代記が、そのまま書き留めています。

「品川御殿山ごてんやまへ異國人の旅館を建」。

異国人のための建物が、この丘に建てられた、と。

同じ年の項に、こうあります。

「浪士集りて夜中炮ほうを放つて燒却しょうきゃくせり」。

浪士たちが夜に集まり、火を放って焼いた。

そして、この一行が続きます。

「五ヶ國の内英吉利イギリスの分大方に營作えいさく成しを、一時の烟けむりとはなしぬ」。

五か国のうち、英国のぶんはほとんど出来上がっていた。それが煙になった、と。

同じ年の項には、高輪の東禅寺とうぜんじの異国人の宿舎にも、浪士が乱入した、とあります。

暴行があった、と書いています。

RECORDS ・ 記録の言葉

この話のもとになった記録の言葉です。ページは、その本に刷られたものです。

増訂武江年表一次史料

FOR GUIDES ・ ガイドのかたへ

PDF の後半 2 ページはガイド用です。読み上げる台本、語り方のコツ、事柄ごとに「どこまで言い切ってよいか」、記録の言葉と原本の切り出しが載っています。お客様用の面の裏に来ないよう、両面印刷で組んであります。

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